さいたま国際芸術祭2020
自分の住んでいる街に新しい眼差しを発見する芸術祭に
さいたま国際芸術祭ディレクター 遠山昇司
私は、アートプロジェクトや、“総合芸術”でもある映画に携わっていますが、今回、芸術祭ディレクターとして選んでいただき光栄に感じています。
埼玉県とは縁があり、学生時代に約5年間住んでいました。
前回の「さいたまトリエンナーレ2016」は鑑賞者として観にきましたが、アーティストがさいたまを訪れ滞在する中で何かを発見し、作品を制作するという形に、芸術祭に対する誠実さを感じました。
今回のキャッチコピーは『春、さいたまの見かたが変わる。』。
さいたま市は全国でも有数の「生活都市」です。
市民の皆様には、自分の住んでいる街に、新しい価値が生まれるスイッチとして、芸術祭を楽しんでいただけたらと思います。
今回は、NHKの人気放映番組や、詩人、「食」のインスタレーションを手がける方など多彩なジャンルのアーティストが参加します。
こうしたアーティストと領域横断的な作品とプロジェクトを展開します。
普段、アートに触れる機会がない方もぜひ足を運んでみてください。
遠山昇司(とおやま しょうじ)
1984年熊本県生まれ。映画監督、プロデューサー。
2012年に初の劇映画『NOT LONG, AT NIGHTー夜はながくないー』は第25回東京国際映画祭に出品。
海に浮かぶ旧小学校を再利用したアートプロジェクト『赤崎水曜日郵便局』ではディレクターを務め2014年度グッドデザイン賞を、最新作の短編映画『冬の蝶』では第33回テヘラン国際短編映画祭でグランプリ(最優秀アジア映画賞)を受賞。
劇作家の寺山修司に心酔する。趣味は終日書店めぐり。
盆栽美術館のワークショップに参加した事もあり、今でも大切に盆栽を育てている。
【2020年4月10日発行 アコレおおみやno.45 掲載】
さいたま国際芸術祭2020
開催期間:会期未定
※開幕を当面のあいだ延期し、一定程度の見通しが立った段階で会期を決定する。
テーマ:「 花 / flower 」
開催エリア:
メインサイト 旧大宮区役所
アネックスサイト 旧大宮図書館
スプラッシュサイト 浦和エリアのまちなか、大宮盆栽美術館、鉄道博物館、
埼玉県立近代美術館、彩の国さいたま芸術劇場、
うらわ美術館、岩槻人形博物館、宇宙劇場 ほか
公式ホームページ: https://art-sightama.jp
問い合わせ: さいたま国際芸術祭実行委員会事務局 ℡ 050-2018-8030
※新型コロナウイルスの影響により、中止や内容を変更する場合があります。詳しくは芸術祭の公式ホームページをご覧ください。
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