さいたま国際芸術祭2020
仏像が好きすぎてメイクで仏に変身
33店舗で写真作品を展示、賑わい創出に一役
アーティスト TETTA
藤沢が地元なので、小学校の遠足は鎌倉のお寺に行くことが多く、仏像は身近な存在でした。
中学の時、仏教をテーマにした漫画を読んで「仏像ってかっこいい」と思うように。
早くから美術の道に進もうとは考えていて、高校の頃には仏像をモチーフに作品を作っていこうと決めました。
その後、仏像が好きすぎて作品の一つとして自分が仏になる「菩薩メイク」を始めました。
私にとって仏像はアイドル的な存在なので、アイドルのファッションをまねるのと同じ感覚です。
仏に変身した時は穏やかでなんでも許せる気持ちで、すごく解放された感覚になります。
この解放感をみんなに味わってもらいたい。
そんな思いで2010年に「三十三間堂プロジェクト」を始めました。
これはワークショップで、参加者が極彩色の菩薩メイクをして、写真を収集するもの。
今回の芸術祭でもこのワークショップを行う予定です。
プロジェクトはすでに1901人まで達成していますが、芸術祭で2000人を突破できるのではないでしょうか。
また、33の飲食店などのスタッフが仏となり、撮影した写真作品をお店に展示しています。
仏の作品を観にお客様が店を巡ることで、街の盛り上がりにつながればいいですね。
TETTA(てった)
1982年藤沢生まれ、藤沢在住。
多摩美術大学大学院美術研究科絵画学科油画領域修了。
絵画、写真、インスタレーション、パフォーマンスなど、仏像をモチーフに様々な制作を展開している。
趣味は料理で、食べるより作る方が好き。
料理はインスタにもあげている。
理想の男性は、阿修羅か百済観音のようなすらっとした人。
【2020年4月10日発行 アコレおおみやno.45 掲載】
さいたま国際芸術祭2020
開催期間:会期未定
※開幕を当面のあいだ延期し、一定程度の見通しが立った段階で会期を決定する
公式ホームページ:
問い合わせ:さいたま国際芸術祭実行委員会事務局 ℡ 050-2018-8030
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